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16番ゲージで機関区を中心とした組み立て式レイアウトをTTCメンバーで運営しています・・・・・・ ときに青春時代に撮影した国鉄車両の写真も掲載しています
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  シュウ、シュウ、シュウ、シュウ・・・・・
 ゆっくり、ゆっくり、S字カーブに沿って 急勾配を上ってきます。

 カシャ・・・・数秒後・・・・カシャ・・・・
 そして ファインダー内ギリギリまでC12を捕らえて、最後のシャッターを切ります。

 F君も僕も3枚も撮り込んだと記憶しています。 3枚もです!
 二人とも普通の学生。  オートドライブ機能なんぞありません。 

 フィルムだって学生さんは一度に36枚しか買えないし、貴重なのです。
 36枚を2回の撮影場所に分けて撮ることは 常識なのです。

 高島線+八高線  足尾線+横浜機関区とか・・・

 オコズカイの中から、交通費、フィルム代、プリント代・・・あんパン代も。

 プリント代だって全部焼くと予算オーバーになるから、
 まずはベタ焼きにします。   そして目をさらのようにしてよお~くチェック!

 お金が無いときはネガだけで判断します。
 う~ん・・  これは濃すぎるかも・・露出オーバーか。 「感」でこれはサービスサイズだナ・・・。

 あ!なんだこりゃ、
 き、 キズが・・・ せっかく撮ったお気に入り構図の写真をキャビネにしたら
 無数の線が・・・   なんてこった・・・  チクショウ~ 
 
 それで、「愛想が悪くても仕上がりのいい店」に替えたこともありました。 はい。 

 足尾線のC12重連。

 1970年8月27日、セミの声が一帯に鳴り響く、残暑きびしい一日でした。
  

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 ピイ~・・・  山の頂から甲高い汽笛が聞こえてきます。
 
 小さなトンネルの向こうから、霧に射す黄色い光が見えてきました。
 
 シュシュシュシュ・・・・・カッシャン、カッシャン・・・・・

 ボワ~とした白い煙と軽快なブラスト音・・・・・

 来た! カシャ。
 
 F氏と僕は、予想アングルの中に機関車が入った瞬間、シャッターを切る。

 ゴゴゴゴ・・・・カタン、カタン、カタン、カタン・・・・と貨車の響き。

 僕達のすぐ横を風とともに通り抜けていきます。

 1970年4月26日(曇り)神土~草木間。  
 
 この区間は山の裾をクネクネと走る路線で、まるで森林鉄道のようだったと思います。

 場所によっては犬走りも無く、バラストが谷底に零れ落ちるような所でした。

 僅かな待機所に三脚を据え、煙の立ち上がる構図を考え、

 ファインダーにSLが入った瞬間、 シャッターを切るドキドキ感!

 足尾線は、1日に僅かな本数しかなく特に慎重に撮影した路線でした。
 

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 C12の47号機。
 たしか、大間々駅で貨車の入れ替えをしている写真だと思います。

 C12は、デゴイチの半分程度の長さしかないミニタンクロコです。
 小さなことが幸いし、各地の路線で入れ替え用として、晩年は最後まで働いた機関車です。

 C56と同様、戦時中は、台湾・タイ・ベトナム等に送られ、密林のなかを
 走ったロコなので、一種独特な見方になります。

 以前、靖国神社に参拝に行ったとき、展示してあるデフレクターの無いC56を見て、
 C12と間違えるくらいそっくりなので、C12とシゴロクはやっぱり兄弟なんだ~って
 実感したことがあります。

 次は足尾線で活躍したC12、もう少しイイ写真掲載したいと思います。

 

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 神土駅停車中のC12 46号機。(現在は神戸駅)

 運転会でC12を出庫させたので、過去に撮影したC12の記録写真を
 紐解いてみました。

 ほとんどが足尾線、今のわたらせ渓谷鉄道の写真です。

 残念ながら、カラー写真は、みごとに変色し薄ぼけた色になっています。

 当時、足尾線沿線の峡谷風景があまりにも素晴らしく、奮発してカラーフィルム
 で撮ったことが、35年後逆にアダになったようです。

 まあ、そのうち、PCでカラー修正してみたいと思います。

 当時を思い起こすと、足尾線・会津線(只見)はF氏とお気軽に出かけた旅でした。

 東京から比較的近いので、足尾線は朝1番、会津線へは上野駅を夜出発して
 いたと記憶しています。
 
 でっかいカメラBOXと三脚担いで。

 ところで、ある雑誌を読んでいたら、(わが国鉄時代・VAL1・こんな時代を生きてきた)
 
 民主党の前原誠司代議士も、小学校からのSLファンだったようです。
 
 親しみを感じる議員さんです。
 

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 こんな収納箱を作ったところ、大幅に時間短縮。
 車輌の出し入れは、以外と時間がかかります。

 今までは・・・ 展示ケースから→車輌ケースに入れ→ダンボール箱収納→車輌ケースを
  取り出し→配置 

 今回から・・・ 展示ケースから→オリジナル収納ケース→配置

 と、作業が大幅に短縮できました。

 ダンボール箱は東急ハンズで購入。 車輌の仕切りは塩化ビニールで製作。
 1シート8両入るようにつくり、3段重ねにしました。 合計24輌。

 カプラーがあたる所のみ、プチプチを入れクッションにしているので、破損はしませんでした。

 車輌をつかみ取る時に塩化ビニールは広がるので、気持ちよく取り出せます。
 何よりも車輌をかたずけるのが楽で、これからも必須アイテムです。

 

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プロフィール
HN:
TTC8620
性別:
男性
趣味:
ポールマッカートニー大好き!
自己紹介:
小1の時、父親にOゲージを買ってもらう。 たしかEB50。 中1の時、F君と総武本線に行き、8620・C58を見て衝撃を受ける。   学校のクラブ活動よりも自分達のSLクラブ活動を優先してしまう。関東近郊のSLを撮りまくる。中学校のダルマストーブは「投炭」の練習。 夕方、中原電車区・新鶴見機関区に出没。 中3の時、二人で6泊7日の東北1周、SL撮影の旅をする。16歳で観た東北の原風景は一番の思い出となる。
  
その後、進学・就職・結婚へと人生まっしぐら。 SLどころではなくなる。 30代前半頃から居酒屋でSL談議が多くなるもお仕事優先の生活。 30代半ばに脱サラ、起業、全国を飛び回る。 ついでに鉄道撮影も。

40代前半になると事業も安定し天賞堂等の模型店に足が向いてしまうようになる。いよいよエンジン全開で40代後半より今まで憧れていた機関車を買い集める。

50代前半では楽しく、思いっきり車両を走らせる目的で、F君と2008年に「高津鉄道クラブ・TTC」を結成する。 
製作技術はアバウトだが面白可笑しく楽しんでいる。

50代後半より大学時代の友人達とバンドを再結成。
サウンドスタジオ渋谷でビートルズ・ポールマッカートニーのコピーを楽しく演奏。(ドラム担当)
息子クンがリードギターでオヤジ達を牽引。

60代に突入し上野黒船亭にて30名が集いF君のMCとN君のギター&ボーカルで還暦ライブパーティーを実演。         みんなで演奏するのは実に楽しいものです。
ここからは「真剣に面白く」 クイのない人生を歩みたいと思います。
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